最後まで諦めない・・・納得できる筈がない。合併白紙撤回・球団売却先の再検討を

オリックス球団へ最後の署名約5万名様分を提出!
質問書の回答を頂き、2時間30分に渡り会談


 11月15日、当会代表・新熊と他数名が代表し皆さまからお預かりした署名・約5万名様分(総数約40万名様分)オリックス球団に提出して参りました。球団広報課長・大西様からは以下のようなコメントを頂いております。

「現実的には球団統合は両球団の合意のもと着々と進行しており、現在の段階で合併を撤回させることは正直困難です。この『合併撤回署名』を受け取る事でファンの皆様に合併の撤回に対して期待させることになるとファンの皆様に対して申し訳ないので、これだけの声があったことと、これから船出するオリックスバファローズヘの叱咤激励として受け取らさせて頂きたい」

 また、これに先だって提出しておりましたオリックス球団への質問書についての回答書の受け取りと、この一連の球団合併についてファンの立場から球団広報・大西様と2時間30分に渡り会談いたしました。

 今まで近鉄球団などに対して積極的に署名の提出等の実現に向け働きかけを行なって参りましたが実現に至ることはありませんでした。今回署名の提出とともに球団と直接長時間に渡り話し合いの場を持つことができたことは、その内容はともかくも大きな一歩です。オリックス・大西様をはじめこの実現に協力頂いた多くの方に心より感謝しここでご報告させて頂きます。


【質問書要約】 (PDF)[大阪近鉄・オリックス球団合併に関する質問書]

1、球団合併はオリックスから近鉄側に提案したとのことですが、なぜ近鉄の売却ではなく合併だったのか?その理由と目的をお聞かせ下さい。
2、合併について最初に話題になったのはいつか?またその経緯を教えてください。
3、今現在の球団合併におけるメリットを、具体的にお聞かせ下さい。
4、プロテクト選手の選考は選手会との公約通りに選手の希望を考慮しているのか?また、プロテクト選手の明確な選定基準は何かお教え下さい。
5、両球団職員・スタッフとも来年の雇用保証はあるそうですが、バファローズ側職員のみ配置転換もあるとの説明がなされたと報道されております。同じ球団に雇用されるのに、待遇に差がでる理由は何か?お聞かせ下さい。



【回答書要約】  (PDF)[オリックスからの回答書]
1、パリーグ全体でも慢性的な赤字経営が続いておりご存知の通り我々両球団も多額の赤字を抱えています。特に関西地区ではセリーグのタイガースにマスコミ・ファンの注目が集まり、我々は長年常に厳しい状況に置かれています。そんな中、グループのリストラを進めている近鉄と収益の伸び悩むオリックスの二つがひとつになり、関西においてセのタイガースに対するパの対抗球団となって魅力あるチームに育てて収益構造を高めていこうと、自然に話が進んでいきました。
2、合併の詳細な経緯については、2球団間の問題であり、公表しないのが通例でございますので、公表は差し控えさせていただきたいと考えます。
3、両チームが統合することで、ファンの底辺が拡大し、両チームのファンの皆様に愛されるチームができます。また、そのようになるよう最大限の努力をいたします 。
4、選手の実力・チーム構成などを総合的に判断し、勝つチームにする為のメンバーを選びました。
5、球団職員・スタッフの旧所属先によって、待遇に差が出るよう事実はありません。


【会談でのオリックス広報の話(一部)】

 「私ども球団としてもこの合併に関して簡単にファンの方々に納得していただけるとは思ってはおりません。もちろん、これからも大阪近鉄・オリックス両球団のファンをはじめ多くの方々に今まで通り統合球団を支持していただけるのが一番ではありますが、現実問題としてそのまますぐに統合球団を応援して貰えるような甘いものではないと思っております。
 私どもは『マイナスからのスタート』になるであるという大きな危機感を持っております。今後、ファンの方々にチームとの一体感を持って感動して貰える魅力ある球団となるように、チームの強化やこれまでに神戸で培ったコミュニティー活動やボールパーク化等を通して1から地道に努力して参ります。
 今後そのような我々の姿勢をファンの方々に見ていただき、その上でそれに賛同しオリックスバファローズのファンとなっていただけるように最大限の努力していきたいと思っております。」



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