悲しい出来事を経て、2005年、新たなシーズンが始まりました。4月24日、原宿のBlue Jay Wayで、高橋のぶ氏とそのお仲間の皆さん(高橋のぶ&Endless Line)によるライブがありました。『白いボールのファンタジー』の発表は78年ですが、ライブで歌われるのは今回が初めてということ。足を運んだ当会のメンバーも、初めて聴く生の歌声に感激しました。ライブ後、嶋田さんのご紹介で高橋のぶさんと話す機会を持たせていただいた折、「ぜひ今度は各球場のある地域で歌いたい」とおっしゃっていました。このご意向を千葉ロッテマリーンズのスタッフの方に伝えたところ、ご快諾をいただき、千葉マリンスタジアムにおいて実現の運びとなりました。





 6月9日のマリーンズ×ジャイアンツ戦終了後、久保投手のヒーローインタビューが終わると、場内の照明が落ち、あたりは闇に包まれる。1塁側ベンチから颯爽とグラウンドに登場するのぶさん。ほとんど帰らずに残っているマリーンズファンから歓声が。「マリーンズ勝利おめでとう!」と叫びながらM☆Splash!!が囲むマウンド上に。

 そしてお馴染みのバックミュージックが流れると、のぶさんの熱唱がスタート!! ちょっとばかり渋味の増した歌声が、幕張の夜空に響き渡る。腕を振り上げ、熱くスタンドを盛り上げるのぶさん。それに応えて大合唱のライトスタンド。内野席では、しみじみと口ずさむ人も多数。昨年の騒動を脳裏に描きながら、再びあのような悲劇が起こらないよう祈っている方も多いでしょう。

     

 歌い終わったのぶさんが去りかけると、すかさずライトスタンドからアンコールが。再び熱唱するのぶさん。いつまでも、いつまでもライブが続くように思えるほど、熱気に満ちた時間が過ぎていく。大きな拍手を背に受けながらグラウンドを後にするのぶさん。球場外の特設ステージでも予定外(?)のライブを敢行し、勝利の余韻に酔いしれるファンを盛り上げました。

     


このような素敵な企画を実現させていただいたマリーンズの関係者の皆様、球場関係者の皆様に感謝いたします。そして、のぶさん、本当にありがとうございました。


この日の様子は翌日のスポーツニッポン紙に詳しく紹介されました。

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